お客様の声

まるごと経理部では、ざっくりと予算を立てておいて、
各部門の意見を聞きながら細かく修正できるところが
いいですね。

高野商事株式会社(窯業用原材加工業 茨城県神栖市)  代表取締役 高野達也様

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「地球と人をつなぐイノベーションカンパニー」を目指します。

 当社はひとことで言うと、人と地球の資源をつないで資材を創造する会社です。 地球と人とをつなぐ「イノベーションカンパニー」、それが私の目指すところです。そのために必要な技術や経験、設備を駆使してお客様に提供できるよう日々努めています。
 「地球の大地と人をつなぐ礎になる」というのが当社の企業理念です。 製品としては砂を扱っていますが、砂の製品というと「ゴルフ場のバンカー砂」くらいしか思いつかない人が多いでしょう。ところが、実はビールジョッキや自動車部品の半分以上と、色々なところに砂は使われています。
 また、リサイクル事業として人工芝の回収も行っています。サッカー場やテニスコートに貼られている人工芝を回収して、その中に混じった砂などを分離させます。その後の芝は中央分離帯などに再利用されます。分離した砂については、もう一度資源として還元できるようリサイクル事業をすすめています。半世紀もの間、会社を続けてこれたのは地球から恩恵をもらっているおかげです。21世紀は私たちの技術を使って地球に還元していきたいと思っています。資源は限りあるものです。枯渇してしまったら、新たに何かを生み出すこともできません。一部を使いながら何かと融合させて次に活かす。そのように新しいビジネスモデルを作っていかないと資源屋は長生きでません。今までは資源を食いつぶしてきましたが、これからはエコな産業で資源を創出する、そういう会社でありたいです。

まるごと経理部のソフトでは予算実績比較が非常に役に立っています。

 当社では毎月20日に予算表と実績の対比の会議をやっているのですが、そのときにまるごと経理部の予算実績比較を使っています。以前は私がエクセルで予算を立てていたのですが、まるごと経理部の予算実績比較を使って皆で予算と実績を見ながら会議をしてみると、会社のやるべきことが明確になってきました。部門ごとに予算を立てられるので、それぞれの部門ごとに目標ができ、従業員にも会社の経営に参加しているのだという意識が出てきてモチベーションが上がりました。
 まるごと経理部では、まずざっくりと予算を立てておいて、各部門の意見を聞きながら細かく修正ができるところがいいですね。例えば総務から全体の金額を聞いて予算を立てておいたとします。それを見た製造部門からこの時期の予算はもう少し増やしてほしいというような具体的な話も出れば、それをすぐに反映させることができます。どの部門も余分なお金を使っていないことが明確にわかるようになりました。
 また、複数の予算が立てられますので、高めの予算から最低ラインまで何通りか設定することもでき、実績と比較するときにそれぞれの予算が簡単に切り替えられるので、どこまで目標を達成したのか、ひと目で見ることができます。予算を立てるときには、前年対比ができるので目標も立てやすいです。最初は何トン乾燥しているのかもわからないし、燃料を何リッター使っているのかもわからない。ロスが何パーセントかもわからない状態でした。そして3年から5年かけてデータを収集してデジタル化し、ようやく1トンあたりの製造原価を出すことができました。そのデータを元に予算を設定し、各部門にも見せながら反映してやっているので金銭的な感覚がようやく現場にも伝わってきました。社員のレベルも上がってきました。うちの会計部長も「これ楽しい」と言いながらやっています。

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高野商事株式会社
(窯業用原材加工業)
茨城県神栖市  
昭和44年設立

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